2013年5月8日水曜日

小学校(昔の話)


小学校1~2年の担任の先生は美術の先生で、
ぼくは好きでした。

よくみててくれたような気がするのでね。

よく覚えてるのが、クラスみんなで模造紙4~5枚をつなげた紙に汽車の絵を折り紙をちぎってはって色をつける授業があって。
僕は端っこの太陽の部分を担当することになりました。
僕は、
ちぎってはる。
ちぎってはる。
という作業に没頭しまして、すぐに張りおわったんだけど、まだまだみんなやってるしひとりひとりが担当する場所はだいたいきまっているので、僕は同じところを何層にも赤やオレンジの折り紙をちぎってはりました。
完成した絵を壁かどこかに貼って
先生が「太陽のところは硬い、みんなさわりにきなさい」とかいったと思うんだ。
そして、「太陽のアツイ感じがする」
といってほめてくれました。
そんなのでほめられるとおもわなかったし、紙の密度で何かを表現したかったわけでももちろんないので、ビックリしたのを覚えてます。

その先生は僕が2年の最後にどっかに引越ししちゃってお別れということになりました。


先生は一人一人生徒を自分の席によんで一言いってから何かをあげていました。

他の人がなにをもらったのかはよくはわからないんだけど、
音楽が好きな生徒にはカセットテープ
読書が好きな生徒には本とかみんなバラバラのものだったと思います。

僕の番がきて、
先生は「絵を続けなさい」
みたいなことを言ったとおもうんだよねー。

そしてたくさんのものをもらいました。

扇方の筆(油絵用のやつ。なんに使うかは当時わかりませんでした)
普通の筆
大きな筆洗(上から見るとお花のやつ)
ページごとに色々な色になってるクロッキー帳
色々な紙のサンプル帳
細々とした物

先生は両手いっぱいになるぐらいの絵を描く為の物をくれました。


絵以外でほめられた記憶はありませんがとても感謝しております。

ありがとうございます。